教育目標

学校教育目標

- 子どもたちが、幸せな人生を送るために -

・心身ともに健康な児童生徒を育成する。 
・個々の能力・特性を生かして、基礎的・基本的な確かな学力を育成する。
・働く意欲や喜びをもち、社会の一員として共に生きる力を育成する。
・多くの人たちとの交流を深め、豊かな人間性・社会性・道徳性を育成する。
・子どもの人権を尊び、自己実現に向け、自己選択・自己決定する力を育成する。

 

指導方針

・日常生活に必要な基本的な生活習慣を身に付けさせ、豊かな心と健やかな体の育成を図る。
・児童生徒の障害の実態や特性を的確に把握し、個性や能力の伸長に努め、特性・発達段階に応じた適切な指導に努める。
・作業や実習など体験的な学習に重きをおき、達成感や勤労の喜びがもてる指導に努め、働く意欲の向上を図る。
・各種の学校や地域社会との、交流及び共同学習の機会を積極的に設け、相互理解と豊かな人間性・社会性・道徳性の育成に努め、自立に向けての支援を図る。
・個々の人権を大切にする中で、一人で選択する力や決定する力を培えるよう指導に努め、自己実現に必要な能力の伸長を図る。

 

小学部
学部教育目標

1)日常生活に必要な基本的な生活習慣を身に付け、基礎体力を増進する。
2)発達段階に応じた基礎学力の向上を目指す。
3)日常生活の様々な活動に興味・関心をもち、生活経験を広げる。
4)情緒の安定を図り、人とかかわる基盤をつくる。
5)活動に見通しをもち、主体的に活動する力を付ける。

 

指導方針

1)日常生活の指導を丁寧に行い、基本的な生活習慣を身に付け、生活のリズムを整えることを大切にする。また、発達段階や健康状態に応じた運動を毎日行うことで、基礎体力を付けるようにする。
2)児童の発達段階や障害特性に応じた学習を積み重ね、基礎学力を付けるようにする。
3)生活にかかわりのある題材を学習として取り上げ、日常生活における児童の課題と関連させながら学ぶことにより生活経験を広げ、人やものとかかわる力を高める。
4)安心して学校生活を送れるように、教師との信頼関係を築くことを大切にする。また、教師との信頼関係を基盤としながら、人とのかかわりを広げ、集団活動への関心を高める。
5)体験的な学習を取り入れることや教材や教具の工夫をすることで、できることやわかることを増やし活動へ向かう気持ちや自分でやろうとする意欲を育てる。
6)家庭及び関係機関との連携を図り、保護者や関係機関との信頼関係や共通理解を深め、協力して指導を行うようにする。

 

スローガン

いろいろな活動や経験を積み重ね、心と体を大きく育てよう

豊かに遊び、人やものとのかかわりを広げよう

伸びゆく芽と根を、しっかりはぐくむ 小学部

 

中学部
学部教育目標

1)自立に向けて基本的な生活習慣を身に付け、体力の増進を図り、心身共に健康で安全な生活を営むための力を付ける。
2)基礎学力の向上を図り、様々な事柄へ興味を広げるとともに、自ら学ぶ気持ち、及び積極的に取り組む態度を身に付ける。
3)社会や環境を理解する力を高め、多くの経験を積み、進路や働くことへの関心を育てる。
4)集団活動を通して、豊かな人間関係を育み、道徳性及び共に生きる力を高める。
5)情緒の安定を図り、情操を豊かにするとともに、自己表現する力を培う。

 

指導方針

1)生徒の健康状態を十分に把握しながら運動量を確保する。また、日常生活の指導を中心に生徒が自分の心身の状態を把握し、健康で安全な生活ができるように指導する。
2)個々の障害、発達に応じたねらいを明確にし、基礎的・基本的な学習を行う。さらに、教材を工夫したり体験的な活動を取り入れたりして、様々な事柄に興味や関心を広げられるように指導する。
3)作業学習や生活単元学習等を通して生徒の経験を広げ、進路や勤労について考える学習を行う。
4)文化や芸術に触れる機会を設け、情操を豊かにする。また、様々な活動の中で自分を表現する力を培い、自己肯定感を高める。
5)同世代や地域の人との集団活動を設定し、様々な人とかかわることを大切に指導する。
6)家庭及び関係機関との連携を図りながら、教師間で共通の視点をもって指導する。

 

スローガン

勉強も運動も力が付く時
楽しいこと、うれしいことをたくさん経験して
心も体も大きくなろう
自信をもって仲間と共に進もう 中学部

 

高等部
学部教育目標

1)基本的な生活習慣を身に付け、心身共に健康で精神的に自立するための力を育成する。
2)基礎的な知識技能を習得し、自ら考え、判断し、表現できる確かな学力を育成する。
3)働く喜びや尊さを理解し、社会の一員として共に生きる力を育成する。
4)豊かな人間関係を築くために、人とかかわる力や道徳性を育成する。
5)社会の様々な情報や文化に関心をもち、自分から発信できる能力を育成する。

 

指導方針

1)青年中期の発達や生活年齢に配慮しながら、基本的な生活習慣が修得できるよう指導する。
2)高等部卒業後を見通し、個々の障害の実態に応じた家庭生活、社会生活及び職業生活の自立に 必要な知識、技能、態度の修得をめざし、学校生活全般を通して指導する。
3)働く喜びや適切な勤労観をもち、社会の一員として共に生きるために必要な知識・技能の向上 を図る。また、生徒自身や家庭の希望を受け止め、個々にとってよりよい進路選択・決定ができるように支援する。必要に応じて、在学中から医療・福祉機関等との連携を図り、本人の卒業後の地域移行がスムーズに進むように指導する。
4)体験的な学習により、規範意識をもった行動やコミュニケーション力を育て、生活の中で活   用できるよう指導する。集団で活動する中で、一体感や満足感を感じ、人とかかわる心地よさを味わうことができるように指導する。
5)社会情勢や文化に関心をもち、社会とのつながりが持てるようにする。自分の考えや意見等を自分から表現できるように学校生活全般を通して指導する。

 

スローガン

子どもから大人への階段を自分らしくしっかり登っていこう
豊かな学びと自分らしい進路選択
輝く青春の 高等部